春の近づきも感じる今日この頃、みなさま、いかがお過ごしですか？

以前より「ORSC（システムコーチング）にまつわる書籍を発売してほしい」というご要望を多くの方から伺ってきました。

そんな中、近年創始者の1人マリタ・フリッジョンと組織開発のプロフェッショナルでありファカルティーの1人でもあるフランク・ウイト・デ・ウエルドの共同著者で「Systems Inspired Leadership」という書籍が発売され、幾つかの国では注目され始めています。

本書籍ではシステムでリーダーシップを発揮していくことについて語ったものであり、みなさんが現場でORSCを実践する時にクライアントさんや多くの方々にとってとても役立つ書籍になっています。

今春、その翻訳本がついに出版されることが決定しました。


その出版を記念して、まずORSCを知っている、また興味を持っていただいている皆様に向けて、第一弾として著者との「出版記念対談」を行いたいと思います。

共同著者に対して本書翻訳チームのゆり・けいこが、それぞれ著者が出版に至った経緯や、システムで執筆するという経験から何を学んだのかについて一緒に探求していくイベントです。

ーーーーーーーー

そもそも　”Systems Inspired Leadership”　とは何でしょうか？
”コーチング”ではなく、"リーダーシップ"に着目した理由、またこの本をどんな意図や願いから書かれているのかについて対談を通じて知ることができます。
共同著者、この本の原点に触れる機会になります。たくさんの方のご参加お待ちしております。

ーーーーーーーー

【Systems Inspired Leadership】日本語訳出版記念対談

①　3/18(土) 10:00-12:00 ＠オンライン
（仮）CRR 創設者マリタの物語 　〜Systems Inspired Leadership ×社会課題〜

出演：
●Systems Inspired Leadership 共同著者　兼　CRR Global 共同創始者
　マリタ・フリッジョン（Marita Fridjhon）
●CRR Global Japan 共同代表・ファカルティ　森川有理


②　3/21(火・祝) 20:00-22:00 ＠オンライン
（仮）組織リーダーフランクの物語　〜Systems Inspired Leadership×組織・チーム〜

出演：
●Systems Inspired Leadership 共同著者　兼　CRR Global Faculty
　フランク・ウイト・デ・ウエルド（Frank Uit de Weerd）
●CRR Global Japan 共同代表・ファカルティ 村松圭子

＊両日、逐次日本語通訳を行います。

対象者

どなたでも参加可能

参加費

単発チケット①・②　各5500円（税込）
③両日セット　8800円（税込）
場所：オンライン（Zoom）

申込締切

①（3/18開催）単発チケット　3/17(金) 17:00まで
②（3/21開催）単発チケット 3/20(月)17:00まで
③両日チケット　　3/17(金) 17:00まで

キャンセルポリシー

チケット①・③
-3/17(金) 17:00まで 0％　
-3/17(金) 17:00以降　100％

チケット②
-3/20(月)17:00まで 0％　
-3/20(月)17:00以降　100％

-但し、キャンセルの返金の際は、振込手数料を差し引いて返金させて頂きます。

＜参考記事＞

昨年APAC共同で行ったシステムコーチング・ワークショップでのマリタ・フリッジョンの基調講演の記事です。
これからのリーダーシップ＜Systems Inspired Leadership ＞〜課題解決の影で私たちが忘れていること〜

＜登壇者プロフィール＞

マリタ・フリッジョン
CRR Globalの共同創設者。南アフリカ出身で現在は米国在住。医学及び精神医学分野における学位を持ちソーシャルワーク、家族システムセラピーの研究者としての実績を持つ。アパルトヘイト時代の南アフリカで育ち、ケープタウン大学での教員時代に大きな影響を受け、システム変革探求への情熱の礎が築かれた。それが異文化研究へと広がり、その後、企業/NGO/政府機関に調停・プロセスワークコンサルティング、コーチングを提供。現在マリタは、CRRグローバル社のCEOとして、世界14カ国のビジネスパートナーと共に世界でトレーニングを開催している。また、カリキュラム開発やチームコーチングの実践も行っている。


フランク・ウイト・デ・ウエルド
オランダ在住のオランダ人。
組織心理学者であり、リーダー・チーム・組織へのアドバイザー及びコーチでもある。フランクは、CRRグローバルのシニア・ファカルティメンバーで、ORSCプログラムのトレーナーや同資格プログラムのスーパーバイザーを務めている。ロイヤル・ダッチ・シェル社で25年以上の経験を積み、オランダ・ＵＫ・ベルギー・ガボン・マレーシアの人事労分野でグローバルにキャリアを積んだ。


森川有理
国際基督教大学教養学部卒業、カリフォルニア大学サンタバーバラ校アジア太平洋地域研究修士課程修了。（株）三和総合研究所 研究員、（株）リクルート シニアコンサルタントを経て独立。
CTIジャパンのトレーナーとしてコーアクティブ・コーチングの普及に８年間尽力したのち、2008年世界初ORSCCの認定を受け、2010年（株）CRRジャパンを仲間と共に立ち上げる。現在は日本、アジア、中東、アフリカなど、世界を舞台に関係性システムコーチの育成に携わっている。
実践家としては、グローバルリーダーシップ開発、人の多様性が活かされる組織風土への改革、自律自走する組織への変容、心の通うチームづくりなど、多国籍企業、伝統的な日本の組織、NGOなどと協働し、幅広くコーチングプログラムを展開。また、文化・社会的な複雑性の高い社会セクターのプロジェクトにも多く参画している。
人々がありのままに輝き、多様性が尊重される、カラフルで寛容な社会の実現へ向て日々実践を重ねている。


村松圭子
慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、株式会社リンクアンドモチベーションにて企業の新卒採用プロセスにおけるコンサルタントとして従事。結婚後、家族の転勤により、香港とロンドンで７年間過ごしている間にコーチング資格を取得し、個人事業主として海外にて活動。
海外における自身のリーダーシップを考えていく中で、日本人の世界におけるプレゼンスを高めたいという想いを持ち始める。
2017年に帰国してからシステムコーチとしての学びも深め、2018年よりCRR Global Japan(当時株式会社ウエイクアップ)へジョインする。
リーダーシップを主軸とし、国際的な企業やNPOのエグゼクティブやリーダーチーム、そしてスポーツチームに対するシステムコーチングを行っている。また、2019年にはラクロス女子U19日本代表のゼネラルマネージャーとしてORSCを用いながらチームをW杯へ導く。
2019年株式会社THRIVEを設立。プロコーチとしては10年目の現在、述べ2600時間以上のコーチングを経験している。