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2024年12月25日発売!
関係性を生きる
RELATIONSHIP
MATTERS人間関係を飛躍的に
進化させる新しいパラダイム
コーチングトレーニングプログラム
応用シリーズでは、4つのコースを設けています。コースの内容としては、基礎コースで学んだORSCモデルやRSIを土台としながら、様々な関係性システムへ働きかけていくための3つのアプローチ(次元)を各コースで学んでいきます。
そして、最後に3つのアプローチを統合していくシステム・インテグレーションを学びます。
まさに、システムコーチングの核(コア)となるコースであり、システムが持つ様々な特徴や背景となる理論を理解し、具体的な事例やケーススタディを使って体験していくことで、参加者はシステムを見立て、働きかけるアプローチをデザインし、包括的に働きかけることができるようになります。
ORSCプログラムは、基礎から応用へと段階的に学習することで、一つの学びになるよう設計されています。そのため、参加される方の経験に関わらず、基礎コースから学び始めていただくこととなります。
01
変化へのロードマップ
CONTENTS
変化は必然であり、常に起こり続け、そして必要なものです。そのため、変化の舵取りをする力が健全なシステムの証となります。チームや個人が新しい行動や視点を取り入れる際に直面する「エッジ」(未知の挑戦への抵抗感)を探求します。
エッジとは既知と未知の境界線であり、知っていることの限界点です。新しい行動や考え、視点に挑戦するとき、チームや個人が成長し変化し続ける限り、いつでもエッジが存在し、越える必要性があります。エッジに立つグループやチームをコーチングすることは、フラストレーションが溜まり、恐ろしくもあり、爽快感もあり、そして非常に重要なことでもあります。
クライアントが未知の領域に踏み込む際の恐怖や不安を乗り越えていくためのコーチングスキルを身につけます。
ELEMENTS
関係性システムは生き物として常に変化しています。関係性システムがどのように変化していくのか、どんな特徴があるのか、それに伴う感情はどのように動き、その変化をどうナビゲートしていくことができるのか、そうした変化・変革の土台となる智慧をお伝えします。そして、システムの変化と向き合い、変化を支援していくための理論と実践を学びます。
関係性システムの知性(RSI)とアーノルド・ミンデルのプロセスワークに基づいたモデルを組み合わせることにより、常に変化している関係性システムの捉え方がわかるようになります。(変化・変革モデル)
システムから発せられるシグナルを複数のチャンネルでキャッチできるようになり、システムの微細な変化を読み解き、マネジメントするための基本的なOSを得られます。(シグナルと紐解き)
組織変革に必要な変革条件をもとに組織に関わる方法について理解します。
組織・チームなど大人数のシステムから多様なレベルの様々な意見を引き出すことで、現状を認識し、その情報を元に行動計画を創ることができるツールを習得します。(ディープ・デモクラシー・プロセス)
様々な関係性システムに内在する可能性を実感することで、システムの肯定性をあげる方法を学びます。
02
関係性における「構造と役割」
CONTENTS
関係性が秩序を持ち、予測可能になるよう、人は合意、役割、そしてルールを作ります。こうした決め事によって、システムでは自然に「地理的な構造」が形成されていきます。そして、私たちが築き上げるあらゆるものは、自分が育ってきた文化や、これまでの人生経験に強く影響を受けます。そして同時に、個人の歴史や組織の文化が私たちの世界観に影響を与えます。実際に個人も独特で多様な文化を持つ国のようなものです。
このコースではシステムを「国(ランド)」に見立てて、その中にある役割を構造化させ発展させていく方法を探っていきます。システムには何一つ無駄なものはなく、あらゆる要素に役割と居場所があります。だからこそ多様性に対する相互理解を促し、ダイナミックな融合を支援していくための在り方やツールを学びます。
ELEMENTS
関係性における多様性が引き起こす問題に働きかけるための、明確なモデルとツールを習得していきます。(ランズ・ワーク)
個人的関係や組織において、多様性に対する深い共感を作り出すツールを学び、「違い」を創造的に活かす方法を学びます。(エッセンスのランズ・ワーク)
時間と共に表出する役割への嫌悪感や役割の硬直化を避けるため、システムの構造を時々更新する必要性を理解していきます。(役割を変える)
関係性における自己の内的側面の役割を確認し、それをコーチングするツールを習得します。(秘密の自己)
見えない/存在していないが、関係性に影響を与えている存在がシステムに与える影響を自覚し、それをコーチングするツールを手に入れます。(ゴーストの役割)
03
ビジョンとポテンシャル(秘められた可能性)
CONTENTS
本来、関係性には何かを生み出す力が備わっています。二人もしくはそれ以上の人が集まったその瞬間から「第三の存在」は何かを創り始めます。しかし、多くのシステムはそれぞれから見えている事柄にとらわれて問題を解決しようと、もがいていることがよくあります。システムとはまるで氷山のようなもので、まだ現実化していない豊かな可能性を内包しています。
このコースではその可能性を引き出し、システムが本当に願っている姿を実現していくために様々な現実レベルに意識を向け、その異なるレベルの間を自由自在に移動できるようになります。パスとは関係性が紐解かれていく空間であり、それが道なのです。システム自らが、自分たちは何を創造しているのかについて意識的で意図的になり、より明確な選択が可能になります。
ELEMENTS
あらゆる種類のシステムが健全に機能するために、3つの現実レベルの必要性と重要性について経験します。(3つの現実レベルの理論と応用)
関係性に影響を与えている自覚・無自覚な希望や怖れを表出させ、それをコーチングで扱っていけるようになります。(ハイドリーム / ロードリーム)
それぞれのシステムが持つ深い意味と、その背景となるシステムの歴史を知り、クライアントがそのシステムの意味に気づくようサポートするツールを習得します。(関係性の神話の起源と変化)
実際のコーチングの場面で、意識的・意図的に場の感情を創り出すツールを習得します。(メタルキルの輪)
組織の秘められた可能性を表出させ、現実に落とし込むために用いるツールを学びます。(ビジョンから落とし込む)
システムに内在する、「個」を超えた可能性を探求するためのツール(パートナーは夢への扉)
04
学びの統合 World Workerへの道
CONTENTS
このコースではこれまでに学んだORSCの智慧をすべて統合し、より実践的なコーチングトレーニングを行っていきます。
具体的には、システムへのインタビュー、見立て、セッションに向けたデザイン、そして、システムが持つ本質的な力を引き出すための新たなメタスキルを学びながら、システムへの働きかけを実践に近い形で体験します。
これまで学んだツール・スキルの統合をはかり、より実践的なシステムに一歩踏み込む体験をすることで、実践家としてさらなる深い探求と経験を積み、World Workerとしての道を歩み始めます。
そして、システムに対する深い洞察を得ながら、関係性から創出されるダイナミックな流れを体験していきます。
ELEMENTS
基礎で学んだORSCモデルや3つの知性と3つの次元(インテリジェンス、ジオグラフィー、パス)とのつながりを理解し、より深いレベルでシステムを捉えられるようになります。
様々な関係性にまつわる事例に対応するために、これまで学んだスキルを組み合わせ、個々のツールの練習をし、メタスキルへの理解を深めます。
システムコーチとしてのコンピテンシーから、これまで学んできたスキルとツールを統合し、状況に応じて柔軟に活用できるように練習します。
大人数のグループやチームに対するコーチングについての実践トレーニングが受けられます。
ORSCコーチ、コンサルタント、リーダー、セラピスト、カウンセラーとしての自信を高めます。また、共に学びの仲間のコミュニティを創り出すこともできます。
一旦空席のある日程にお申込みの上、お申込み時の【連絡通信欄】にキャンセル待ち希望の日程をご入力ください。
(キャンセル待ちのみのご登録はお受けしておりません。)
お客様のご都合でキャンセルおよび日程変更をされる場合、弊社キャンセルポリシーに基づき手数料が発生いたします。
お申込み前に必ずご確認ください。
ご受講のキャンセルおよび、日程変更される場合は、CRR Global Japan 事務局までご連絡ください。
コース開催初日より 35日前まで(*1) |
34日前(*2)~ 15日前(*1) |
14日前(*2)~ 2日前(*1) |
前日(*2)~当日 |
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無料 | 22,000 円 | 55,000 円 | 受講料全額 |
受講期間は受講料をお支払いいただいた日から10年です。
日程変更される場合も、10年の受講期間内で終了するよう計画してください。
システム理論では、「個人はプライベートや職場などにおける人間関係のより大きなシステムの中に生きる一つのシステムである」と見なします。ORSC(=システムコーチング)は、「システム(=関係性)を構成するメンバーや個別の要素とは異なり、システム(=関係性)そのものの実体や場が他とは区別される形で存在する」と考えます。
システム理論とORSCとの関係性についての解説ページはこちら
プロセス指向心理学は、物理学者・ユング派の心理分析家であるアーノルド・ミンデルによって開発され、ユング心理学、物理学、そしてタオイズムからの影響を受けて生まれました。プロセスワークでは、タオイズムのように、今起きていることをただ紐解いていきます。例え目の前に起きていることが何であれ、それは何かが展開しようとする始まりにすぎず、すべての出来事や状況の中にはもともと智慧が備わっていると考えます。プロセスワークの観点に立ちながら、システムコーチはシステム(=関係性)に「何が起ころうとしているのか?」と問い続け、起きていること自体に内在する智慧とその有効性を信じて見守ります。
プロセス指向心理学(プロセスワーク)とORSCとの関係性についての解説ページはこちら
プロセス指向心理学の創始者であるアーノルド・ミンデルによって提唱されました。正しく現実を表すためには、あらゆる人のあらゆる声が必要であるという考えを具体化したものです。
世界は完全には理解されていないという自覚を持つことが重要であり前提にあります。個人においては、自分の中にあるすべての声、感情、動きに心を開くことを意味します。その「すべて」とは、自分がすでに知っていて自覚しているものだけでなく、恐れや、まだよく知らない要素も含まれます。
システムにおいては、すべてのメンバーの意見が尊重されることを意味します。
複数のチームや組織間では、それぞれの感情風土、文化、規範が異なっていることはごく普通のことですが、その違いを十分に扱わずに進んでしまうことで、行き違いや対立が生じるケースも多く見られます。
そのような場合に、感情風土や文化、規範といった内面的な要素を「国」のメタファーを用いて表現し、対話を行うことで、相互理解を促進するためのシステムコーチングのツールです。
ダニエル・ゴールマンは、感情的知性(EQ)を個人の感情を経験する力、特定する力、そして上手に表現する力と定義し、さらに社会的知性(SI)を他者の感情を正確に読み、共感する力と定義しています。
そして、EQ(感情的知性)やSI(社会的知性)を超えるところに、関係性システムの知性(以下、RSI)の領域があります。RSIにおいては、意識の焦点が自分自身や個々人のメンバーから個人、さらにはパートナーシップやチームといった、関係性そのもの、つまり有機体としてのシステム(=関係性)へと移ります。
言い換えるならば、RSIとは、目には見えないシステム(=関係性)に何が起きているのか、何を感じているのか、そして、今ここにある場、空気感、雰囲気を感じ取って言葉にできる力、さらに、そのシステム(=関係性)に効果的に働きかけることができる力を意味します。
感情的知性(EQ)・社会的知性(SI)とORSCとの関係性についての解説ページはこちら
RSIの詳細についてはこちら
外的役割とは、システム(=関係性)における目に見える、機能的側面の維持を目的とした表面的な役割です。例えば、家庭における外的役割には、料理、掃除、お金を稼ぐ、子どもの送迎などが含まれます。組織における外的役割は、社長、財務責任者、秘書といった職務として表れます。組織がうまく機能するためには、明確な外的役割(職務記述書や組織図)が欠かせません。
一方で、人と外的役割が同一化されたときに問題が生じます。例えば、幸子さんはいつも家族のために料理を作ってきたために、自他共に、幸子さん=料理人となってしまう可能性があります。しかし、実際には料理を作るのは幸子さんの役割であって、幸子さん自身ではありません。
役割は、個人ではなく、システム(=関係性)に属する機能として捉えます。そのため役割は、システム(=関係性)の中の誰か別の人によって担われる可能性もあるのです。
システムコーチは、クライアントメンバーがその役割のシステム(=関係性)にとっての重要さを理解し、メンバーの間でその役割をどのように果たしていくかを話し合い、合意していくことを助けます。
内的役割は、システム(=関係性)における目に見えない、感情的な側面を担う潜在的な役割です。私たちは内的役割について無自覚なことがよくあります。内的役割の背後には、大切な価値観が隠されています。例えば、新しい提案をする人、言いにくいことを言う憎まれ役、世話好きな養育者、愚痴の聞き役などです。このように、システム(=関係性)には内的役割が必要であり、システム(=関係性)を構成するあらゆる人が必要に応じてその役割を果たしています。
外的役割と同様に、人と内的役割が同一化されたときに問題が生じます。例えば、ある組織において、深刻な問題を提起するのはいつも山本さんだったとします。すると、他のメンバーは彼がいつもその役割を担うことを期待し始めます。システム(=関係性)は確かにこの「問題提起する人」という役割を必要としていますが、特定の人(山本さん)がそれを一手に担う必要はありません。もし、山本さんが組織を去ったとしたら、別の人がいつの間にかその役割を担うようになるでしょう。
システムコーチは、このようにシステム(=関係性)の中の様々な役割に気づき、そこに役割の固定からくる嫌悪感、混乱、新しい役割の必要性、満足に果たされていない役割などがあるかどうかに気づき、メンバーがより意識的に、自由自在に内的役割を分担できるように支援します。
すべての大切な人間関係には、例えそれがプライベートであれ、仕事であれ、お互いのつながりにまつわる神話や物語があります。お互いが出会ったそもそものきっかけを思い出すことで、まるで深い井戸から水をくみ出すように、肯定的なエネルギーが蘇るのです。神話とは「その関係に内在する深遠な意味」を指します。夫婦や恋人であれば、二人の出会いの瞬間を思い出したり、チームメンバーであれば、その会社やこの職業で働こうと思ったきっかけを思い出すことができます。
これは、プライベートでも職場の人間関係であっても、肯定性を促進するために最も強力な方法の一つです。私たちは、そのシステム(=関係性)とのつながりの原点を思い出すことで、お互いへの尊重、親愛、賞賛を思い出します。また、多忙や過労が当たり前になっている組織であっても、その仕事を始めたきっかけとなる原点とつながることで、クライアントの心は豊かさをとりもどし、仕事への情熱も回復します。
プロセスワークの創始者アーノルド・ミンデルによって提起された、物質がどのように量子レベルから日常の現実へと現れるのかを示したモデルのことです。私たちのあらゆる経験は、センシェント・エッセンス・レベル、もしくは量子レベルといわれる段階から始まります。それは、ドリーミング・レベル(夢のレベル)へと移り、最後に、形として認識できるコンセンサス・リアリティー・レベル(合意的現実レベル)として現れます。システム(=関係性)の中で起きることはすべて、同時にこの三つの現実レベルで起きています。そのため、システムコーチは、それぞれのレベルにおいて、今何が起きているかを認識し、働きかけることが大切です。また、システム(=関係性)が成長を遂げるためには、すべての3つのレベルが意識的に経験される必要があります。
プロセスワークの創始者アーノルド・ミンデルのパートナー、エイミー・ミンデルの提唱した概念を指します。メタスキルとは、システムコーチングにおいて、スキルを超えてシステムコーチが持つ「場」に影響を与える感情的姿勢や哲学などのことです。私たちは意識的であろうとなかろうと、常に「場」に影響を与えているということを理解しておく必要があり、システムコーチは自分が生み出している「場」に意識的、かつ意図的になるためにメタスキルを用います。
ワールドワーク(World Work)とは、アーノルド・ミンデルのプロセスワークに基づく概念で、個人から社会全体までを対象とし、個人の内面、チームや組織の関係性、さらには社会的・地球規模の課題に至るまで、あらゆるレベルで「システム」を一つの有機的なつながりとして捉えます。「システム全体に働きかけ、個人・組織・社会に存在する課題や対立を対話と協働を通じて変革へ導くアプローチ」を指します。
システムコーチは、身近な関係性の対立や課題から社会的・システム的課題などあらゆるテーマに対して、自分自身の感情や葛藤、無意識の偏見に向き合いながら、自分たちが世界の一部であり、世界を変える力も持っているという「関係性の力」を体現しながら関わり続けていきます。そして、そうした関係性に向き合い続ける人たちのことを「ワールドワーカー(World Worker)」と呼んでいます。
ワールドワーカー(World Worker)は、自らの日々の行動が世界の意識とつながり、相互に影響を与え合う場を創り出す人のことを指します。
コーファシリテーションは、二人以上のファシリテーター(コーチ・リーダー)が単に役割分担するのではなく、「関係性そのもの(第三の存在)をリソースとして活用し、場に影響を与える」という意味を持つアプローチです。信頼関係と協力を基盤にしながら、二人の関係性から生まれる協働の力を生み出し、多様な視点や強みを活かしてファシリテーションを行うことで、より豊かで効果的な場づくりが可能になります。
場面の目的に応じて、システムコーチングなどのコーチングセッションをする場面では「コーコーチ」、集団の場を導くためにリードする必要がある時には「コーリード」と呼ぶことがあります。ORSCの中で語られているいずれの言葉も、二人以上のメンバーが一つの生き物(第三の存在)のようにその場を共に生み出すことの総称のことを言っています。
二人以上の関係性やチーム、組織が生み出す「独自の存在」を指します。これは、単なる個人の集合体ではなく、そこに生まれる相互作用やエネルギー、知恵が合わさって形成される「関係性そのもの」を指します。
この第三の存在は関係性から生まれる独立した存在であり、二人以上の関係性やチームが形成されることで生まれる、目には見えない「関係性の実体」 です。例えば、パートナーシップやチームが持つ「空気感」や「雰囲気」、チームの価値観や文化も第三の存在の一部です。第三の存在は、関係者それぞれの要素の「単なる合計」ではなく、相互作用によって生まれる「全体としての力」や「知恵」を持ちます。
社会・環境活動家であり、仏教学者でもあるジョアンナ・メイシーが、「ディープ・エコロジー」という思想の中で提唱している考え方です。
「私たち人間は自然の一部であり、大きな輪の中に存在し、すべての生命が相互に繋がり合い、依存し合っている」と捉えます。自然という大きな輪の中に人間社会があり、その中にコミュニティがあり、さらに家族やグループが存在し、それらを作り出しているのは、個人としての自己であると考えています。
個人、チーム、組織、そしてより広いシステムの中で、お互いにとって健全で効果的な関係性を築くことを指します。ここでいう「正しい関係性」は、善悪や正解不正解ではなく、「その状況やシステムにおいて最も調和が取れている状態」 を意味します。
Right Relationship(正しい関係性)の状態が起こることにより、関係性の中で、お互いの意見や感情が尊重されることで、信頼と安心感が生まれます。また対立や問題に向き合うことで、関係性がより強く、成熟したものにもなっていきます。そして、お互いの関係性にエネルギーが流れ、システム全体が持っている総和以上の力を発揮できる状態になります。
コーチとの協働によって、クライアントが自身に焦点を当てることで生まれる意識の変化から行動変容を促す、コーチトレーニング機関CTIの独自のコーチング手法です。
スポーツコーチのようなアドバイスではなく、コーチングスキルを通じて、クライアント自身の意識の変化につながる対話をします。コーチ自身もありのままの姿でクライアントに関わり、協働的な関係を築き、クライアントの価値観や行動を妨げる思考パターンを共に発見し、意識と行動の変化を呼び起こします。コーアクティブ・コーチング®は、どの人も根源的に願っていることー日々充実感を感じながら、自ら人生の主導権を握り、人生の目的に沿って生きることーを可能にし、クライアントが自ら、様々な環境や状況に応用できる持続可能な力を培うコーチングです。
コーアクティブ®・コーチングは、株式会社ウエイクアップ CTI ジャパンの登録商標です。
コーチングのプロフェッショナリズムを確立し、コーチング業界全体の質を高めることを目的とした、国際的な非営利団体です。1995年に設立され、世界中のコーチやコーチング組織をサポートする代表的な機関の一つとして機能しています。国際コーチング連盟(ICF)はコーチングを「クライアントと協働し、思考を促し、クライアント自身の可能性を最大限に引き出すためのパートナーシップ」と定義しています。また、コーチングの質を担保するためのコア・コンピテンシー(必須能力)と倫理基準を設定しています。
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システム・インスパイアード・リーダーシップ(Systems Inspired Leadership (SIL) )は、リーダーシップの新しいアプローチとして、従来の「トップダウン型」「リーダーがすべての答えを持つ」という考え方を超え、チームや組織内のすべての声やリソースを引き出し、協働と共有リーダーシップを通じて最適な結果を導き出していくリーダーシップの考え方であり、手法です。関係性システム全体の力を活かし、チームや組織の潜在能力を引き出すことで、持続的な成長と変革を実現する新しいリーダーシップの在り方です。
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