それでも私がシステムコーチを辞められない理由【可能性の扉を開く】

ーー「システムコーチとして生きる人々」へようこそ!

「社会人3年目からファカルティ(CRRのトレーナー)へ素朴な疑問をぶつける」というこのウェビナーも今回で6回目。社会人3年目というのが、私、モデレーターの齋藤悠衣(ゆいぽん)で、今日のゲストは「いずみん」こと島崎湖さんがいらっしゃいました。

私も今学んでいるシステムコーチングは「関係性をコーチングする」ものなのですが、不思議な世界観があるなって感じています。それを扱っているシステムコーチってどんな人なんだろうっていう、私もすごく気になっていることをいろんな方に共有したいという想いからできたのが、この企画です。

可能性の扉を開ける

ーーさっそく自己紹介お願いします。

いずみん:あの・・・まず、ゆいぽんありがとうね。私たちの背景にそうやって興味持ってくれたことがすごく嬉しいし、ファカルティを代表してちょっと感謝を伝えたくなりました。ありがとうございます。

 普段のトレーナーとしての姿がある意味「表のA面」だとすると、このウェビナーはどちらかというと「B面」というんでしょうか。 

「トレーナーをしている私たちが何者なのか」について聞いてもらうような機会ってなかったから、すごく楽しみだし、ありがたいなと思ってます。 

では自己紹介しますね。CRR Global Japanで実践コース=資格を取るコースのトレーナーをしています、「いずみん」こと島崎湖です。CRRでの別の顔としては、法人窓口やブランディング・マーケティングの役割を持ってたり、ファカルティ(トレーナー)のディベロプメント=トレーニングも今担当してます。

ーー今回は「可能性の扉を開ける」というテーマです。
湖さんはどうしていつもそんなにガバッと、次々と可能性の扉を開けられるの?という私が普段思っているところを聞いていきたいと思っています。

彼らに育ててもらった

ーー湖さんとコーチングとの出会いについて聞かせてください。

いずみん:えっと、私、もともとは会社員だったんですよね。 
玩具メーカーのタカラ(※現(株)タカラトミー)に入社して、人事に配属になり、新卒で採用を担当させていただきました。

毎年入ってくる人たちの窓口として、彼らがどんどん成長していくのを見てきたし、一方でいろいろ悩んで辞めちゃう人たちもいて。自分が採用に携わった後輩たちがやめてくのってすごく寂しかったし、残念で。そのことがあって、まずはカウンセリングを勉強し始めました。

その延長線でキャリアカウンセリングも学んでいたんだけど、一緒に学んだ人の中に、CTIジャパンといって1対1のコーチを養成する機関で学び始めた人がいて。彼女が「たぶん湖さんはコーチング合うと思うよ」って言ってくれて。それでCTIで学ぶことになりました。

学んでみて、これは絶対社内で生かせるなと思ったし、彼らを元気にさせられるなと思った。だけど今から20年ぐらい前だから、世の中は「コーチング?何それ」みたいな感じで、社内で説明するのもすごい大変で。

いろんな役員さんに「コーチングさせてもらえませんか」って直談判して、ある部門のトップが「うち使っていいよ」と言ってくれたりして。まだペーペーの私が関わらせてもらうなんてこともしてましたね。

その辺りから、わりともう普通に「飛び込む」ということをやってたな、と今ちょっと思い出していました。

ーー直談判しに行くって、すごく勇気がいりますよね。

いずみん:そうね。でも、やっぱり会社に恵まれてたんだろうね。 
社長の方針も「とにかく新しいアイデアをどんどん出しなさい」っていうスタンスの人で。男女関係ないし、新人とか先輩も関係なくとにかく出しなさいって。

実はそんな会社ってあまりないことに、辞めた後に気が付いてびっくりしたんだけど。そういうカルチャーで新卒で育っちゃってるから、「まずやってみないと!」っていうのが身についていたかな。

もともとの要素もあると思うけど、環境によるものもけっこうあったんだろうなって。

・・・私、会社大好きだったんだよね。すごくいい会社だったの。みんなすごくいい人たちで。彼らに私は育ててもらったなって思ってる。

これはきっと意味があるんだろう

ーーそんな環境にいて、思いも強かったのに、なぜ今こうやってコーチとしているのかってすごく気になります。

いずみん:そうだよね。当時はあのまま会社に残って人事の仕事がしたかったんだけど。旦那さんが転勤になってしまって。

2年ぐらいは週末に彼のところに帰るみたいな生活をしてて。それだけ仕事が好きでやめられなかったんだよね。それこそコーチングを学んで少し貢献できてる感じもあったし、私らしく働けてたなと思う。だからなかなかやめられなかったんだけど。

まあでもね、彼との時間はやっぱり欠かせないって決心して(会社を)辞めて

そしたら・・・面白いね。忘れもしませんよ、彼のところに帰った最初の週末。今日と同じ金曜の夜だったけど。
「これから私、何しようかな」と思ってたら彼が帰ってきて。

ごめんね、東京に帰ることになった」って。

「ええー!あんなに大騒ぎして会社辞めたのに・・・」みたいな感じになったんだけど。
まあでもね、すごく考えて辞めたから。これはきっと意味があるんだろうと受け取って、一緒に東京に戻りました。

その後すぐに、さっきお話したCTIジャパンから声をかけてもらったのね。立ち上げ直後でスタッフが足りないから手伝わない?って。それがご縁でぐぐぐっとコーチングの世界に入ることになるんだけど。

1年半と短かったけど、そこでスタッフとしてお世話になったことは実はすごく大きかった。
あの時に会社を辞めるという選択がなければ、こういうことは起きなかっただろうし。

CTIに入ったことも、CTIをやめたことも・・・やめるとは扉を閉じることですが、でも閉じないと前には進めないので。その都度その都度、閉じて、また前に進んでってやってきたなと思います。

ーーなんか、呼び戻された感じなのかなと・・・。

いずみん:そうかもね。

不思議だよね。あの時はほんと会社が1番大事だったからね。彼よりも大事だと思っていたくらいだったから。その大事なものを手放したから。

たぶん皆さんの中にも、そういう経験をされている方がいるんじゃないかな。
なんか、手放すと入ってくるじゃない。それがたまたまわたしはコーチングだったというか。

ーーうん、うん。

コーチという職業が終わりを迎えてほしい

いずみん:あ、でもね。こうやって今すごいパッションをもって話してるけど・・・実は私、アンチ・コーチングのところもあるんですね。って言うと怒られそうなんだけど。

ーーえっ・・・!! でもいいじゃないですか。コーチの裏番組なのでね(笑)。

いずみん:別に嫌いとかいうことじゃ全然ないんだけど。なんていうのかな。 

(コーチングは)コミュニケーションツールの1つじゃない?考え方の1つだし、関わり方の1つだから。それが職業になってお金が付くって、ちょっと違和感があるなと思ってる側面があるの。

本当に1番願うのは、職業として必要なくなること。

普通に日常生活で誰もが話を聞くとか、相手を尊重するとか、自分を尊重するとか。
そうやって人と関わり合えることが日常になるといいなっていうのが基本的にはあるから。

たぶん究極のゴールって、職業として終わりを迎えるということかもなと思ってた時期は長かった。

私の可能性の扉を開けてくれた人

ーーそうなんだ・・・。そんな葛藤を抱えながらも、まだコーチを続けてるのはなぜですか?

いずみん:そうね。たぶん私の子供の頃の経験がベースにあるなと思っていて。

うちの父親が事業に失敗して。お金でけっこう苦労した家なんですね。

周りは普通にお家も車も持っていて、旅行に行って、みたいなお友達が多かったから。そういう中でお金がないって、やっぱりけっこうしんどくて。

特に進学の時期になってみんなが大学選び始めた時に、就職する人って私含めて学年で1人か2人ぐらいで。特に学校の勉強はけっこうちゃんとやってたんだよね。だから余計悔しかった。

私はこのまま就職していくんだ。もう私の未来は明るくないなってどっかで思っていて。
まさに扉が閉じてる状態で、薄暗い部屋にずっといる感じだった。

そしてもう行けないなと思いつつも、やっぱどうしても諦めきれなくて。ある時、ふと思ったんです。

これはもう親戚に頼ろうと。たまたま親戚でお子さんがいなくてすごく可愛がってくれたおじさんおばさんがいて、週末尋ねに行ったんだよね。親にも内緒で。

「どうしても大学に行きたいので、支援していただけませんか・・・」
って頭を下げたら・・・

行きたいなら行けばいいよ。お金出すよ」って

もう何の迷いもなく、心よく、
さらっと言ってくれて。

・・・もうね。もう忘れませんよ。
パーっとカーテンが開いて、明るい日差しが入ってくるっていうのかな。

「私、また未来が描ける」って。

ちょっと涙出てきちゃうんだけど・・・。
ほんとに暗いところから引き出してくれたっていうのかしら。

1人でもこうやって手を差し伸べてくれる人がいると、前に進んでいけるっていうのかしら。
勇気を持って、諦めずに前に進んでいけるっていうことを教えてくれたっていうか。
・・・そういう機会をいただいたんだよね。

そうしてもらったことで、可能性を諦めずにいけたという経験が大きかったから、たぶんこうしてコーチをやってるんだよね。

私にとって可能性の扉を開けてくれたのは、おじさんとおばさんだなと思っている

ーーそれがすごく強烈なパッションの源泉なんですね。

いずみん:そうなんだよね。

社会的に端に追いやられる感じって、まだ感覚として残っているので。

やっぱりそういう立場に近い人を見ちゃうと、どうしても重なっちゃうので。自分の反応だよね、自分の癒しのためにやってたよねってとこも自覚してます。

ーー確かに自分が今生きてても感じますね。みんながいる土台になんとなく、自分は上がれないんだなっていう感覚。

いずみん:うん、まさにまさに。

ほんとにみんなまぶしかったからね、羨ましかったし。

ーーうん、うん。

いずみん:それでもその分私は人に恵まれたなと思う。どの時代を切り取っても助けてくれる人がいて。周りにすごく守られてたっていうのを感じる。

そして、システムコーチングに出会う

いずみん:結局CTIもやめて、個人事業主として1対1のコーチングの仕事を始めるわけだけど。いつも思ってたことがあるのね。

クライアントさんが話をしていると、時々「Aさんが」とか「Bさんが」とか自分以外の人の話が出てくることもあるじゃない。その時にいつもちょっと違和感を感じてて

AさんがBさんのことを「こう」って言ってるのは、その人から見たらそうなんだけど、 本人は(どう思ってるか)聞いてみないとわかんないよねって。

「あぁもうじれったい、その話してる皆さんの中にお邪魔して事実どうなのかを聞いてみたい!」っていつも思ってて。そういう関わり方ってないのかなという気持ちもあった。

あと1対1のコーチングだと、「こうしていこう!」と旗印をもって前に進むことがよくあるんだけど。

でも、誰も1人で生きてるわけじゃないじゃない。 家族や地域、会社など、どこかに所属をしていて。そうすると、その人たちと一緒に何かが立ち上がっていかないと、 旗印が折れちゃうっていうのかな。

そういうのをよく見てたんだよね。

なので、その人を中心に「面で関われる方法」はないのかな・・・って、ちょうど思ってた矢先に「システムコーチングっていうのがあるよ」と聞いたのが入り口でした。

ただね、当時はまだ(システムコーチングを)学びたいなら海外に行くしかなくて。
英語話せなかったから、1年ぐらい悶々としていました。

でもある時ふと「あ、行こう」って思っちゃったんだよね。
英語を話せる人を連れて行けばなんとかなるかなと思い、本当に行ってしまった

でも当然そんな甘いことはなくて、ですね。 

コーチングって言葉の世界じゃないですか。英語話せなかったら、そりゃ置いてかれるよねっていう。
2日間のコースの初日が始まった段階で、「あ、だめだこりゃ」と思って。

残念だけど、私はもう無理」と思って。

けどまあ、別にいる分にはいいだろうというぐらいな開き直りで2日間最後まで過ごすわけですよ。

ーーう、うん。

あれ、なんかこの感じ知ってる・・・

いずみん:そしてコースの最後に、一言感想を言う時間が来て。

皆さんの一言を聞いていた時なんですが・・・ふと、なんていうのかな。

・・・私は海に潜る人なんですね。フリーダイビングといって、素潜りする人なんだけど。海の中って、なんていうか自分と海の境目がなくなるぐらい1つに溶け込むような感覚があるのね。

荒れた海に入るとさ、もう死ぬかと思うぐらい怖かったり、しんどかったりするんだけど。
でも、穏やかな海に入った時って、ほんとに、平和だし、穏やかだし。

幸せとはちょっと違うんだけど、なんとも言えない安心感みたいのがあって。

そこで皆さんが一言を発している時のそのスペースのエネルギーって、まさにそれだったんだよね。

「あれ、なんかこの感じ私知ってるな。なんだなんだなんだ」と探った時に、
「あ。海の中の時の感じと一緒だ!」と思っちゃったんだよね。

ーーうん。なんかね、この場の雰囲気も変わりましたよね。さっきからね。

いずみん:さすがコーチ。私も感じる(笑)。

以前から海の中のような感覚を陸の上(人間の社会の中)でももっと感じたいと思ってたから。
「システムコーチングって、それができるのかもしれない」って、ちょっと思っちゃったんだよね。

ーーすごい・・・2日間みっちりあるうちの最後の10分とかですよね。

いずみん:そうそう。今思えば、そこにいる人たちは人との関係性について強い願いを持ってきてる人達でもあったよね。そういう人たちで構成されていたことで、あの感覚は起きたんだと思うんだけど。
あ、これは信じていいな」って思って帰ってきたのをすごく覚えている。

みんなで乗り越えたから、信じられる

いずみん:そして結果、資格コースまで行ってしまいました。

ーー資格コースも英語ですか?

いずみん:そう。話せなくて、悔しくて、毎回ワークショップの初日の夜は泣いていたけど。
でも結局卒業できちゃったという、ミラクルが起きましたね。

その頃は1番最後にトレーニングキャンプがあって。最後にみんなサンフランシスコに集められて、初めて対面で会うのだけど。

ーーなんかすごそうですね。

いずみん:そうなの。みんな1年間それぞれの国でコールに参加した人で、当時まだzoomなかったからさ、顔も見ずに電話の声だけでやってたんだけど。

ーーえーっ!!!

いずみん:そうなのー。だけど1年間ほぼ一緒だったから、もう声聞いたら誰ってわかるので。行きのバスの中に同じグループの人が乗ってきた瞬間、「ああ、Izumi!!」みたいに大騒ぎになり。

その瞬間、「あぁ、みんなも相当大変だったんだ」ってなんか伝わってきてさ。

でもそうやってみんなで乗り越えたから、やっぱりORSCを信じられるっていうのかなあ。「あ、これって色んな壁を乗り越えられる!」って。だからこそ信じられるというのはベースとしてあるよね。

ーーすごい・・・。だからこそ、そんなに頑張れたんですね。

うん。でもね、実は「もうダメ」って思った時が1回だけあった

私が助けてもらった時のように

いずみん:クラスリーダーのフェイス・フラー(CRR Global創設者)に呼び出されたの。

「あの・・・Izumi申し訳ないんだけど、やっぱり言葉が・・・」って言われて。
「続けたいのであれば、通訳を付けて」って。

当時の私は「え、そこまでするのって・・・」って思って。プライドだよね。

「日本にいずれ来るのを待てばいいのに、私何を無理してんだろう」って自分を責めちゃったし。
もう無理。やめよう」と思った。

ものすごく落ち込んで、大泣きをしたんだけど。

・・・その夜にある夢を見て

肌の黒い女性が出てきてね。
すごく絶望した顔をして、ただそこにいたの

次の日起きて、あれはなんだったんだろうな・・・と思って、
はっと気づいて。

私は今こんなにしんどいって思ってるけど、地球の裏側にはそれ以上に当たり前が当たり前じゃない人がいるかもしれないって。

その女性はもしかしたら、生きるか死ぬかの状態だったかもしれなくて。
食べ物がないとか、虐待を受けてるとか。
そういう人たちの代表の人が出てきたような感じもして。 

だったら私、ORSCをほんとに困ってる人のために使おう。そのためにやれるとこまでやってみようと。そこからねじりハチマキ巻き直して、もう1回やるというとこに立てたんだよね。 

私が助けてもらった時のように、誰も皆さんのこと見捨ててないよって。そういう思いを馳せるだけでも違うと思っているから。そのためにORSCを使えたらっていうので頑張れたのはあった。

そして2010年に資格を取った翌年に東日本大震災が起こって。

システムコーチとしてボランティアで東北にしばらく通ったり、ライフワークとしても、NPO・NGOなどの社会課題を扱って真正面からやってる人たちを応援してきた10年間だったなと思っています。

その間企業や夫婦関係、地域支援などいろいろやってきているのだけど。願いとしては、本当にしんどい人たちに届くといいなって。応援するという形だけど、エネルギー送ってるよっていう気持ちでやってきたかな。

ーーそういう存在が世界にいるだけでも、癒しというかパワーになりますね。 

いずみん:きっとシステムコーチってそういう役割なんだよね。関わるのは目の前のその1人か2人か、チームかもしれないけど。その後ろにはたくさんの人が繋がっていて。実はそこにも影響を与えてるんじゃないかなと思う。目立つ存在ではないけど、でもすごく大きなお役目なんだろうなって気はしているよ。

ーーうん、うん。

自分自身の中心でもある「自然」

いずみん:システムコーチって、「システムの声を聴く」役割なんですけど。 
・・・って、初めて聞く人はえ?って思うかもしれませんが。

「関係性」にも実は「人格」があって、「声」があるという風に私たち捉えていて。その声を聴く役割なんですよね。

ーーうん

いずみん:ただ私にとってはそれって「地球の声を聴く」っていう感じがしてるんですよ。人間も地球の一部じゃないですか。だからその人が発してる言葉って、その人の声なんだけど、まあ地球の声だよねっていう風に私は見ちゃうのね。

本来は、木々も山も川も海も、花も食べ物も動物たちもみんな命があるわけで。そのことも含めてのシステムになってほしいし、それも含めての多様性であると思っていて。

そこにもブリッジをかけられたらいいなっていう思いはずっと持ってんだよね。

自分があって、家族があって、仲間や会社、社会があってという「関係性の輪」のところにもう1つ、自然界も入れて語ったときに、 何が起こるのかなと。

関係性システムの輪

11月にスペシャルプログラムとしてワークショップをやらせてもらうんですが、そんな思いを持って今取り組んでいる最中です。

ーー異常気象とか自然災害とかも、自分の一部として捉えると自分の心も痛いから、切り離しちゃうところがあります。

いずみん:私もあるよ。そんなの綺麗ゴトじゃんって言われるかもしれないけど。でも実は自分もある意味自然の一部だから、自然は自分自身の中心でもあるなと思ってるから。

だから思い切ってテーブルに置いて、一緒に語っていくことをしていきたい。

そこから自分と深く繋がることにもなるでしょうし、そこから改めて今いる環境や繋がりをもう1回見た時に、新しい情報があるといいなと思うし。より深いインナージャーニーになるんじゃないかなと思ってます。

そのプログラムについてのサイトページもありますので、興味ある方は見ていただけると嬉しいです。

私はこういったシステムコーチングとの繋がりであり、ご縁をいただいたなと思っていて。

たぶん皆さんもそれぞれのシステムとの繋がり方があると思うので、「これ導かれてるな」と思ったら、どうぞ飛び込んでみて欲しいなと思います。

私たちは勇気を持ってシステムに働きかける人たちを「ワールドワーカー」なんて言い方をしてますけど、そういう人が増えることを願ってるし、一緒に取り組めることを楽しみにしています。 


次回のゲストは、「自身がどのような解釈や価値観から世界を見ているのか。そしてそれに気付き、変容していくことがコーチングではないか」と考えている、「しゅん」こと黒田俊介さん。
システムコーチであるしゅんさん自身の関係性にまつわる実体験も交えながら、「システムの見つめ方」を素直に探求していきます。

「関係性を扱うシステムコーチの実際の人間関係はどうなの?どうだったの?」と気になる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。