さまざまなシステムに働きかけるアプローチを
自在にデザインできるようになるシステムコーチ養成コース
応用コース
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4つのコースについて
応用コースでは、基礎コースの内容を土台として、4つのコースを設けています。
システムに働きかけるための3つのアプローチ(次元)であるインテリジェンス、ジオグラフィー、パスを学び、
最後にインテグレーションによって全てを統合していきます。
システムが持つ様々な特徴や背景となる理論を理解し、
具体的な事例やケーススタディを使って体験していくことで、参加者はシステムを見立て、
働きかけるアプローチをデザインし、包括的に働きかけることができるようになります。
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STEP01
リレーションシップ・
インテリジェンス・コース -
コース概要
リレーションシップ・インテリジェンス・コースのテーマは「変化へのロードマップ」です。
変化は必然であり、常に起こり続け、そして必要なものです。
その為、変化の舵取りをする力が健全なシステムの証となります。
なかなか捉えにくいシグナルや感情が人間関係のシステムに置いて果たしている役割を探り、明確にしていきます。このコースで学ぶこと
関係性システムは生き物として常に変化しています。関係性システムがどのように変化していくのか、
どんな特徴があるのか、それに伴う感情はどのように動き、その変化をどうナビゲートしていくことができるのか、
そうした変化・変革の土台となる智慧をお伝えします。
そして、システムの変化と向き合い、変化を支援していくための理論と実践を学びます。学ぶツールとスキルの例
変化・変革モデル、場の感情、
シグナルを紐解くスキル、
ディープデモクラシープロセス、
肯定性を上げるツールこのコースで得られること
- 常に変化している関係性システムの捉え方がわかるようになります。
(変化・変革モデル、場の感情) - ORSCで使用するツールやスキルを扱っていくための基本的な視点(OS)が得られます。
- システムの微細な変化を捉えることができるようになります。(シグナルと紐解き)
- 組織変革に必要な変革条件をもとに組織に関わる方法について理解します。
- 組織・チームなど大人数から多様なレベルの様々な意見を引き出すことで、現状を認識し、
その情報を元に行動計画を創ることができるツールを習得します。(ディープ・デモクラシー・プロセス) - 様々な二人の関係性システムに内在する可能性を実感することで、システムの肯定性をあげる方法を学びます。
- 常に変化している関係性システムの捉え方がわかるようになります。
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STEP02
システム・ジオグラフィー・
コース -
コース概要
システム・ジオグラフィー・コースのテーマは、関係性における「役割と構造」です。
関係性が秩序を持ち、予測可能であるために、人は合意、役割、そしてルールを作ります。
システムでは、こうした決め事によって自然に「地理的な構造」が形成されていきます。
このコースでは、それらの構造を認識し、育てる方法を探ります。このコースで学ぶこと
このシステム・ジオグラフィー・コースでは、システムの多様性と構造や役割を扱います。
システムには何一つ無駄なものはなく、あらゆる要素に役割と居場所があるのです。
このコースでは多様性に対する相互理解を促し、ダイナミックな融合を支援していくための在り方やツールを学びます。学ぶツールとスキルの例
役割(外的・内的)、ランズワーク、
秘密の自己、ゴーストとタイムスピリットこのコースで得られること
- あらゆる種類の関係性の土台をなしている、システムの構造とその働きについて理解します。(外的役割・内的役割など)
- 時間とともに表出する役割への嫌悪感や役割の硬直化を避けるため、
システムの構造を時々更新する必要性を理解していきます。 - 関係性における多様性が引き起こす問題に働きかけるための、明確なモデルとツールを習得していきます。
(わたしの国、あなたの国、わたしたちの国) - 関係性における自己の内的側面(秘密の自己)の役割を確認し、それをコーチングするツールを習得します。
- 文化的な偏見がシステムに与える影響を自覚し、それをコーチングするツールを手に入れます。
- 個人的関係や組織において、多様性に対する深い共感を作り出すツールを学び、
「違い」を創造的に生かす方法を学びます。
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STEP03
リレーションシップ・パス・
コース -
コース概要
リレーションシップ・パス・コースのテーマは、「ヴィジョンとポテンシャル(秘められた可能性)」です。
本来、関係性には何かを生み出す力が備わっています。
2人もしくはそれ以上の人が集まったその瞬間から「第三の存在」は何かを創り始めます。
システム自らが、自分たちは何を創造しているのかについて意識的で意図的になり、より明確な選択が可能になります。このコースで学ぶこと
多くのシステムは目に見える事柄にとらわれて問題を解決しようと、もがいていることがよくあります。
システムとはまるで氷山のようなもので、まだ現実化していない豊かな可能性を内包しています。
このコースではその可能性を引き出し、システムが本当に願っている姿を実現していくためのアプローチを学びます。学ぶツールとスキルの例
3つの現実レベル、
ハイドリーム/ロードリーム、
関係性の神話と変化、メタスキルの輪、
ビジョンから落とし込むこのコースで得られること
- 3つの現実レベルに関する理論と応用、そして3つの現実レベルがあらゆる種類のシステムが健全に機能するために、
どれほど重要かについて経験します。 - 関係性に影響を与えている自覚・無自覚な希望や恐怖を表出させ、それをコーチングで扱っていけるようになります。
(ハイドリーム / ロードリーム) - それぞれのシステムが持つ深い意味と、その背景となる理論を知り、クライアントがそのシステムの意味に気づくよう
サポートするツールを習得します。(関係性の神話の起源、避けることのできない神話の変化) - 実際のコーチングの場面で、意識的・意図的に場の感情を創りだすツールを習得します。(メタルキルの輪)
- 組織のビジョンを現実に落とし込むために用いるツールを学びます。(ビジョンから落とし込む)
- システムに内在する、「個」を超えた可能性を探求するためのツールを少なくとも3つ習得します。
- 3つの現実レベルに関する理論と応用、そして3つの現実レベルがあらゆる種類のシステムが健全に機能するために、
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STEP04
システム・インテグレーション・
コース -
コース概要
別名「道場」とも呼ばれるこのコースでは、これまでに学んだORSCの智慧を全て統合し、
実践的なコーチングの練習をしていきます。
具体的には、インタビュー、システムの見立て、ツールのデザイン、そしてシステムへの働きかけを、
現場の実践になぞらえて体験します。
リアルなシステムに一歩踏み込む体験をすることで、参加者は実践家としての自分自身についても振り返る経験となります。このコースで学ぶこと
個人やペアのコーチングから、グループや組織へと移行していく中で、自分の行動を通して世界の意識に影響を与える
ワールドワークへの道を歩み始めます。この移行で必要な新しいメタスキルを学びます。
また、2人以上の人と関わるときに行われるグループまたはチームコーチングをシナリオを用いて体験します。
この経験を通して、これまで学んだツール・スキルの統合をはかります。学ぶツールとスキルの例
3つの現実レベル、
ハイドリーム/ロードリーム、
関係性の神話と変化、メタスキルの輪、
ビジョンから落とし込むこのコースで得られること
- 様々なシナリオに対応するためにこれまで学んだスキルを組み合わせ、個々のツールの練習し、
メタスキルへの理解を深めます。 - インテリジェンス、ジオグラフィー、パスの3つの次元の違い及び、システムコーチングでの使い方についての
理解を深めます。 - これまで学んできたスキルとツールを統合し、状況に応じて柔軟に活用できるように練習します。
- ORSCコーチ、コンサルタント、セラピスト、カウンセラーとしての自信を高めます。
- あなたのコーチングツールキットに新しい実践的なツールとスキルが追加されます。
- グループやチームのコーチングについてのトレーニングが受けられます。
また、共に学仲間のコミュニティを創りだすことでできます。
- 様々なシナリオに対応するためにこれまで学んだスキルを組み合わせ、個々のツールの練習し、
受講期間・費用
- 受講期間:各コース 3日間
- 費用:各コース 198,000円(税込)
- ICF認定単位:応用4コース合計72CCE(各コース18CCE相当)
※お申込みには、お得な一括申込みや割引もございます。割引制度についてはこちらをご覧ください。